性教育

中学生向け 11.性暴力・嫌なことから自分を守る

yutafujisawa

【問題】性暴力・嫌なことから自分を守る

解説

Q
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正解は…

B.怖くて声や体が動かないことがあっても被害者の責任ではなく、安全を確保して助けを求めてよい

強い恐怖や驚きを感じたとき、人は必ずしも大声を出したり、逃げたり、抵抗したりできるとは限りません。体が固まる、声が出ない、相手に従うような行動を取ることもあります。これは危険に直面したときに起こり得る反応です。

抵抗できなかったことや、すぐに相談できなかったことは、同意したことを意味しません。悪いのは、同意のない性的な行為をした人です。

他の選択肢が適切ではない理由

A.夜に出歩いたことや服装など、被害にあった側の行動にも原因がある

  • 時間、場所、服装、飲酒、相手の家に行ったことなどは、同意のない性的な行為をしてよい理由にはなりません。
  • 性暴力の責任は、同意を確かめずに行為をした側にあります。被害にあった人の行動を責めることは、相談を難しくし、被害者をさらに傷つけます。

C.性暴力をするのは見知らぬ人だけで、友人、恋人、家族、知人からは起こらない

  • 性暴力は、見知らぬ人だけでなく、友人、先輩、先生、交際相手、元交際相手、家族など、知っている人から受けることもあります。
  • 相手と親しいことや、以前に同意したことがあっても、今回の行為に同意したことにはなりません。

D.すぐに大声で拒否して抵抗し、直後に相談できなければ、あとから被害として相談することはできない

  • 怖くて抵抗できないことも、起きたことをすぐに理解できないこともあります。「自分にも悪いところがあったのでは」と考え、相談までに時間がかかる場合もあります。

時間がたっていても相談できます。うまく説明できなくても、記憶が途切れていても、「何か嫌なことがあった」「どうしたらよいか分からない」と伝えてかまいません。

覚えておきたいこと

  • 同意のない性的な行為は、相手との関係にかかわらず性暴力である
  • 怖くて声が出ない、動けないことは誰にでも起こり得る
  • 抵抗できなかったことは同意ではない
  • 被害を受けた人に責任はない
  • すぐに相談できなくても、あとから相談してよい
  • まず自分の安全を確保する
  • けが、妊娠、性感染症などが心配なときは、早めに医療機関や支援機関へ相談する
  • 相談するか、警察に届けるかなどは、支援を受けながら考えてよい

性暴力に関するワンストップ支援センターには、全国共通番号**「#8891(はやくワンストップ)」**でつながります。今すぐ危険がある場合は、安全な場所へ移動し、110番に連絡してください。内閣府「性暴力に関するSNS相談・電話相談」

みんなで考えてみよう

  • 被害にあった人を責める言葉には、どのようなものがあるでしょうか。
  • 友だちから被害を打ち明けられたら、どのような言葉をかけるとよいでしょうか。
  • 相談したくてもできない人は、何を心配しているのでしょうか。
  • 誰もが安心して助けを求められる学校や社会にするため、何が必要でしょうか。

打ち明けられたときは、問い詰めたり行動を責めたりせず、まず「話してくれてありがとう」「あなたは悪くない」と伝え、本人の希望を聞くことが大切です。

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