性教育

中学生向け 04.避妊・コンドーム

yutafujisawa

【問題】避妊・コンドーム

解説

Q
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正解は…

C「性的な行為の最初から最後まで正しく使うと、妊娠と多くの性感染症のリスクを下げられるが、100%ではない」

  • コンドームは、精液や体液が相手の体に触れることを防ぐ「バリア」の役割をします。そのため、性的な行為の最初から最後まで、毎回正しく使用することで、妊娠と多くの性感染症のリスクを下げることができます。
  • ただし、破れたり、外れたり、途中から装着したりすることがあるため、効果は100%ではありません。
  • また、性器ヘルペス、梅毒、HPV感染症など、コンドームで覆われていない皮膚や粘膜の接触によって感染するものは、完全には防げません。
  • WHOも、コンドームを毎回正しく使用することで、多くの性感染症と意図しない妊娠を防ぐ高い効果があると説明しています。

他の選択肢が適切ではない理由

A「2枚重ねて使うと、1枚より破れにくくなり避妊効果が高まる」

  • コンドームを2枚重ねて使うと、コンドーム同士がこすれ、かえって破れたり外れたりしやすくなる可能性があります。外用コンドームと内用コンドームを同時に使用することも勧められていません。
  • 一度の性行為につき、新しいコンドームを1枚、正しく使用することが大切です。

B「避妊について準備し、考える責任は、妊娠する可能性のある側だけにある」

  • 妊娠するのは一方の体ですが、妊娠や性感染症の予防は、性的な行為に関わる双方の責任です。
  • コンドームを準備すること、使うかどうかを話し合うこと、正しく使用できているかを確認することは、どちらか一方だけに任せるものではありません。
  • また、相手がコンドームの使用を希望しているのに、無理に外したり、使用を拒んだりしてはいけません。

D「射精の直前に装着すれば、妊娠と性感染症を十分に防ぐことができる」

  • 射精前にも、尿道から分泌液が出ることがあります。また、射精前であっても、皮膚や粘膜、体液の接触によって性感染症がうつる可能性があります。
  • そのため、コンドームは射精直前ではなく、性器が相手の性器や肛門、口などに触れる前から、行為が終わるまで使用することが大切です。

覚えておきたいこと

コンドームは、次の点を守って使いましょう。

  • 使用期限と袋に傷がないことを確認する。
  • 爪や歯で袋やコンドームを傷つけないように開ける。
  • 表裏を確認し、性器が触れ合う前に装着する。
  • 先端の空気を抜いて、根元まで巻き下ろす。
  • 一度の性行為につき、新しいものを1枚使う。
  • 使用後は根元を押さえながら外し、漏れや破れがないか確認する。
  • 直射日光や高温、摩擦の多い場所を避けて保管する。

コンドームは妊娠と性感染症の両方のリスクを下げられる大切な方法ですが、100%防げるものではありません。破れたり外れたりしたときは、できるだけ早く医療機関や相談窓口に相談しましょう。

みんなで考えてみよう

  • コンドームを「用意する人」「装着する人」だけに、避妊や性感染症予防の責任を任せてよいのでしょうか。
  • コンドームを使いたいと相手に伝えるには、どのような言い方ができるでしょうか。
  • 相手から「使いたくない」と言われたとき、どのように自分を守れるでしょうか。
  • コンドームがないときに、性的な行為を断ったり延期したりすることも選択肢にできるでしょうか。
  • コンドームが破れたり外れたりした場合、どこに相談できるでしょうか。

避妊や性感染症予防について事前に話し合うことは、恥ずかしいことではありません。自分と相手の体、気持ち、将来を大切にするためのコミュニケーションです。

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