性教育

中学生向け 03.妊娠のしくみ

yutafujisawa

【問題】妊娠のしくみ

解説

Q
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正解は…

B「排卵された卵子と精子が受精し、受精卵が子宮内膜に着床すると妊娠が成立する」

  • 卵巣から卵子が出ることを「排卵」といいます。排卵された卵子と精子が出会って一つになることが「受精」です。
  • 受精によってできた受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら卵管を通って子宮へ移動します。そして、子宮の内側にある「子宮内膜」に入り込み、根づくことを「着床」といいます。

他の選択肢が適切ではない理由

A「精子が腟内に入ると、必ずそのまま妊娠が成立する」

  • 精子が腟内に入っただけで、必ず妊娠するわけではありません。妊娠が成立するためには、精子が卵子までたどり着いて受精し、さらに受精卵が子宮内膜に着床する必要があります。
  • 「必ず妊娠するわけではない」ことと、「妊娠しない」ことは違います。腟内に精液が入った場合や、精液が腟の入口付近についた場合には、妊娠する可能性があります。

C「妊娠のしくみは、将来妊娠する可能性がある人だけが学べばよい」

  • 妊娠は一人だけに関係することではありません。妊娠を希望するかどうかにかかわらず、すべての人が妊娠のしくみや避妊について知っておくことが大切です。
  • 正しい知識は、自分と相手の体や気持ちを尊重し、二人で責任ある判断をすることにつながります。

D.「キスや手をつなぐことで精子と卵子が出会い、妊娠が成立する」

  • キスや手をつなぐことでは、精子と卵子は出会わないため、妊娠は成立しません。
  • 妊娠の可能性が生じるのは、精子を含む精液などが腟内に入ったり、腟の入口付近についたりして、精子が体内へ進む可能性がある場合です。

覚えておきたいこと

妊娠が成立するまでには、主に次の過程があります。

 排卵 → 受精 → 受精卵の移動 → 子宮内膜への着床

  • 妊娠は、精子が腟内に入れば必ず成立するものではありません。しかし、排卵の時期を正確に予測することは難しいため、「今日は妊娠しない日」と自己判断することはできません。
  • 妊娠を望まない場合は、性行為のたびに適切な避妊を行うことが大切です。また、性行為は、お互いが正しい情報を得たうえで、自由な意思で同意して行うものです。

みんなで考えてみよう

妊娠のしくみを学ぶことは、単に「赤ちゃんができるしくみ」を覚えるだけではありません。

  • なぜ、妊娠の可能性にかかわらず、すべての人が学ぶ必要があるのでしょうか。
  • 妊娠や避妊について、どちらか一方だけに責任を負わせないためには、どのような話し合いが必要でしょうか。
  • インターネットやSNSで見つけた情報が正しいかどうかを、どのように確かめればよいでしょうか。

自分と相手の体、気持ち、将来を大切にするために、性に関する正しい知識を一緒に学ぶことが大切です。

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