性教育

ユースソーシャルワーカーさんたちとの勉強会<性的同意>

 

話しやすい場所でゆるりと性のお話

思春期の生徒たちへの支援の中、性に関する出来事にはどうやって対応したらよいか悩みますよね。

「なんでそんなことするの?」

「そんな考え方じゃダメだよ」

そんなふうに私たちが考えても、いざどうやって話せばいいのか、分からないことばかりですという言葉をよく聞きます。

テーマは【性的同意】

中高生の支援をしているユースソーシャルワーカーさんとの性の勉強会の3回目です。

ユースソーシャルワーカーさんからのご依頼で始まった、共に学び合う会です。

【ユースソーシャルワーカー(YSW)とは】

自立を支援する「ユースワーカー」と「ソーシャルワーカー」を一体化した職名です。

ユースワークの目的は、「若者の個人的及び社会的成長と彼らの社会的包摂」であり、ソーシャルワークの目的は、「若者を取り巻く生活、家族等の様々な問題の解決と軽減」です。高校生をはじめとした若者の成長を阻害する諸要因の解決を図りながら、自立した社会人へと成長していくための支援(いわば、福祉と教育を統合させた若者への支援)がYSWに期待されています。

https://www.syougai.metro.tokyo.lg.jp/sesaku/ysw/teacher.html

学びたくても学ぶ方法がわからないのが性のこと。これまで自分たちも体系的に学んだことがないのに、どうやって学んで、日々の業務に活かすのか。

参加者の皆さんで語り合います。

今回のテーマも、ユースソーシャルワーカーさんの希望で決まりました。

勉強会の内容

会場はこちら。

高田馬場駅近くの、「戸塚地域センター」会議室です。

 

いただいたお菓子をみんなでつまみながら、勉強会はゆったりとスタートしました。

まずはアイスブレイク。テーマは「受験の思い出」。

お互いの記憶をたどりながら話すうちに、少しずつ場があたたまり、自然と笑い声もこぼれるようになっていきました。

性について話すとき、特にはじめて参加してくれる方がいるときは、やっぱり「話しやすい空気」をつくることがとても大事だなと、あらためて感じました。

今回の勉強会「性的同意」のメニューはコチラ。

あああ

架空事例を使いながら、みんなで考えたり、意見交換することを大事にしながら会を行いました。

2023年に施行された「不同意性交等罪」の内容や、性的同意の原則、そしてもしこんな事例があったらなどを取り上げました。

次の日から新たな視点を身につけて、業務に活用できることを目指して作りました。

参加者の声や気づきの共有