10月31日(土)の21時〜22時に,ゆるっと性教育主催のZOOM性教育#8を行いました。
本日は,報告レポートをさせていただきます。
テーマは「セックスレス」
今回のテーマはセックスレスでした。
まず,なぜセックスレスを選んだのかというと,1つ理由があります。
ちょうどこのZOOM性教育を行う1・2ヶ月前に,ネットの記事でセックスレスについて目にするようになったからです。
目にした内容は,疲れなども原因としてあるとしながらも,どうやったら夫や彼氏に女性として認識してもらうか,という内容が多く,視点が偏っているイメージでした。
もちろん,パートナーとの関係性の変化ということもあるでしょう。しかし,関係性というならば,それは女性だけががんばる,ということではなくて一緒になって解決していくことになると思いました。
その点は語られていないのです。
ぱっと思い浮かぶ,男性からの目線だけで語っては,誰もハッピーになれないと思い,これをきっかけにもう少し深く問題を捉えてみたいと思いました。
そしてまとめたものを,ZOOM性教育#8として発表しました。
セックスレスの原因は?
セックスレスについて,論文などをもとに調べてみると,いかにこの問題が複雑な問題であるのかがわかってきました。
単純に,妻という存在から母になったとか,疲れているからという1つの原因からセックスレスが起きてくるのではなく,その背景には複雑に要因が絡み合っていることがわかりました。
参加者の方々には,その複雑さを図に示したものを配布しました。
すると,もっとこういう要因があるのではないかなど,参加者の方たちからもアドバイスをいただくことができて,とても参考になりました。
いろんな人たちの視点を取り入れていくことで,ものごとの全体像が見えてくるのかもしれないと感じることができました。
セックスレスは起こるのが当たり前?!
どうやったらセックスレスを防ぐことができるのか。
今回のZOOM性教育では,セックスレス(男性要因)がなぜ起きてくるのかを考えていくため,セックスレスの防止法についても考えることができそうです。
しかしながら,調べれば調べるほどに,現代においてはセックスレスを予防することが難しい状況も見えてきました。
つまり,セックスレスの一次予防に取り組みつつも,セックスレスの二次予防(早期発見)をすることの重要性がとてもよくわかってきました。
このようなときにまず何を考えればいいのかというと,
セックスレスは誰にでも起きること
と理解することです。
こうすることで,「私はセックスレスではない」というセックスレスを否定する認識が減ることが考えられます。否定しないで,自分はセックスレスかもしれないと自覚することで,早期発見やその後の対処につながっていくのです。
おわりに
今回は,男性要因に焦点をあてたセックスレスが起きる原因についてまとめて発表しました。
セックスレスを自分ごととしてとらえることって,男性としては難しいことでしょう。
男性自身も,またパートナーも男性のセックスレスの原因について知っておくことで,早期発見につながるのではないかと思います。
それぞれが望む,求める性生活が続けられますように。
もちろん,セックスしないという選択もよいと思っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ゆるっと性教育